セス・ゴーディンブログ7:広告=マーケティングではない

Seth Godin’s blog 2009年2月4日 : Which comes first, the product or the marketing?

Well, if you define marketing as advertising, then it’s clear you need the product first (Captain Crunch being the only exception I can think of… they made the ads first.)
もし「広告を打つこと」が「マーケティング」だって定義しているなら、商品ありきになってしまう。

Marketing is not the same as advertising.
マーケティングは、広告を打つこととイコールではない。

Advertising is a tiny slice of what marketing is today, and in fact, it’s pretty clear that the marketing has to come before the product, not after. As Jon points out, the Prius was developed after the marketing thinking was done. Jones Soda, too. In fact, just about every successful product or service is the result of smart marketing thinking first, followed by a great product that makes the marketing story come true.
広告を打つってことは、今日の一連のマーケティングのほんの一部であって、実際は商品を製造するよりも先にマーケティングがくるはずだ。商品の後ではない。Jonが述べていたように、プリウスはマーケティングが考えられた後で開発された。Jones Sodaだって、そうだ。実際、すべての成功した商品やサービスは、あらかじめ構築された優れたマーケティングの結果であり、マーケティングのストーリーを実現させる素晴らしい商品が後から付いてくる。

If someone comes to you with a ‘great’ product that just needs some marketing, the game is probably already over.
これは”すごい”商品だからマーケティングが必要なんだって持ってこられても、既にその時点でもう終わってる。

SellingとMarketingのことを言っているようにしか聞こえないのですが、なぜいまさら? と思う。

「すごい商品だから、マーケティングが必要なんですよ」って持ってこられたのだろうか。

米国はこんな発想はしないんじゃないかと思っていたけど、そうでもないのかもしれない。まだまだCluelessなマーケターが米国にも多いのだろう。

はせれい

マーケター+ジャズシンガー

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