Seth Godin’s blog(セス・ゴーディン ブログ)2009年1月20日:What marketers actually sell

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Not powder or chemicals or rubber or steel or silicon or talk or installations or even sugary water.
マーケターが実際に売っているものは、粉でも、化学物質、ゴム、鉄鋼、シリコンでもない。講演やお話、インスタレーションや、ましてやジュースでもないんだ。

What marketers sell is hope.
マーケターが売っているものは、「希望」なんだ。

The reason is simple: people need more. We run out. We need it replenished. Hope is almost always in short supply.
理由はシンプルだよ、僕らは「希望」を使い切ってしまって、もっと必要としているんだ。「希望」でまた満たされたいんだ。

The magical thing about selling hope is that it makes everything else work better, every day get better, every project work better, every relationship feel better. If you can actually deliver on the hope you sell, there will be a line out the door.
「希望」を売るという魔法は、他には変えられないくらいうまくいくし、毎日良くなっていき、すべてのプロジェクトが流れるようにうまくいき、すべての人間関係がうまくいっていると思えるんだ。もし、君が本当に「希望」を届けていることができているなら、行列ができるだろう。

Hope cures cynicism.
「希望」は、皮肉な態度になりきった人をも改心させる。

Hope increases productivity.
「希望」は、生産性をもあげてくれる。

Hope needs no justification.
「希望」は、なんら弁明することも必要ないんだ。

※「希望」は「期待」とか「願い」とかいろんな意味を包括していると思った。そういった意味で「希望」ではなく、「Hope」と捉えたほうがいいかもしれない。

河野さんもブログで「オバマは最高のマーケティングをやった 」とあったけど、まさに。

前にも書いた気がするけど、マーケティングは、「人をだます」とかそういうことじゃない。
「希望」とか、「期待」とかを売ってるんだと信じているし、そういうマーケターでありたいと思う。

意図的に「だまそう」とするマーケターは嫌い。でも、その一方で、ケースバイケースだけど、「だまされた」って思う人も他力本願すぎるところもなきにしも あらずなんじゃないかなと最近は思う。そういったシーンを前職で「プレゼント」というかたちで生々しく見すぎたからかな。

誰かに何かを贈る・与えるという行為は、時に最高のコミュニケーション手段にもなるけど、時にそれは「ウザイ」だけになりかねない。そのあたりも、Sethが見事にLove (and annoying) で書いてくれてている。

プレゼントという行為も、マーケティングという行為も、なんだかとても似ている気がする。だから私は好きなのかも。