セス・ゴーディン ブログ3:You’re boring
Seth Godin’s blog(セス・ゴーディン ブログ)2009年1月15日:You’re boring
If the marketplace isn’t talking about you, there’s a reason.
市場で話題にのぼらないってことは、何か理由があるということだ。If people aren’t discussing your products, your services, your cause, your movement or your career, there’s a reason.
あなた達の商品やサービス、あなた達の主張や活動、今まで歩んできた道のりについてみんなが論じないってことは、何か理由があるということだ。The reason is that you’re boring. (I guess that’s what boring means, right?)
それは、つまらないってことだ。きっとわざとつまらなくしているんでしょ?And you’re probably boring on purpose. You have boring pricing because that’s safer. You have a boring location because to do otherwise would be nuts. You have boring products because that’s what the market wants.
顧客がうんざりするような価格帯で提供し続けているよね、だって安全だからさ。君らは退屈な商品を提供し続けている。だってそれを市場がほしいって言っているからという理由だけで。You don’t get unboring for free. Remarkable costs time and money and effort, but most of all, remarkable costs a willingness to be wrong.
君らは無料で何か価値あるものをもらえるわけじゃない。注目すべき時間、お金、労力、その多くは進んで間違った方向にいっているのだ。Remarkable is a choice.
選択こそが重要なのだ。
この記事を見たら、訳さずにはいられなかった。セス・ゴーディンの英語の使い方がすごく好きだということに気づいた。こういう文章を書ける人、そんなにいないと思う。やっぱりアジテーターだからかな? 彼のaudiobookもよく聞いているのですが、本当に英語の使い方がいい。特に、WORDの選択が秀逸だと思う。
ちなみに「You’re boring」とか割と会話ででてくる単語ですが、日本語にすると「お前ってほんとつまんない奴だよな」という表現で、言われたくない言葉ワースト5には入ります。
boringを使っていてこの記事を書いていること自体、「そんな話題にされないつまらない商品、いつまでやってるの?」という意図にも感じた。