オンラインワークショップ

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「インターネット的思考力」向上オンラインワークショップ

〜ウェブマーケティングの基本的・本質的な考え方を学ぼう〜

【注】オンラインワークショップは2年間、全50回の開催をもって終了しました。ありがとうございました。

概要

河野が出題する課題にみなさんに回答してもらい、受講生の多様な回答を紹介しながら、そのテーマの本質的意義をみんなで考える有料メルマガです。

読むだけの参加も大歓迎ですので、以下を読んでご検討ください。
また、すでに1年以上毎月2回の発行をつづけておりますので、「購読してもちゃんと配信されるか不安だ」という方もご安心ください。

開始にあたって

ウェブの歴史はたかだか20年程度なのに、ウェブマーケティング/ネットマーケティングと呼ばれるものはどんどん拡大してきました。
当初はメルマガのように手法的な話でマーケティングの1ジャンルにすぎなかったものが、いまではあらゆるマーケティング企画の設計において想定すべき存在になっています。それはぼくらがすぐに検索したり、ブログやツイッターに書いたりしているからなのですが、ネット利用率の上昇、その要因となったケータイやスマホの普及など、世の中が変わればマーケティングが変わるのは当然です。

もちろんマーケティングの本質的な役割や考え方が変わることはありません。このように次から次へと新しい話題に溢れているいまだからこそ、流行に惑わされず、目の前の情報を正しく理解する必要があります。それにはウェブのテクノロジーの知識はもちろん、それを利用するぼくら自身の心の変化や行動も含めて捉える必要があります。それを「インターネット的思考力」と名づけます。

この「インターネット的思考力」を鍛えるために、ウェブマーケティングの最新ニュースを題材にして、本質的意義をみんなで考えるオンラインワークショップをはじめます。
仕組みは簡単で、みなさんには定期的に出題される課題に回答していただきます。たとえば「企業ブログにコメント欄は必要か?」や「mixiページに期待できる効果と予想されるリスクについて述べてください」というような課題が出題されますので、あなたの考えを聞かせてください。
その後メルマガでみなさんの回答を紹介しながら、ぼく自身の考えも披露して解説します。

取り上げるのは広義のウェブマーケティングなので、ネットコミュニケーションの本質を考えることにもつながるはずです(それこそが「インターネット的思考力」のキモだと思っています)。また単に否定したり批判するだけじゃなく、もちろん安易に賞賛するでもなく、本質を常に意識して、なるだけ中立かつ公平にみなさんと議論したいと考えています。

マイケル・サンデルの講義じゃありませんが、ぼくが正解を知らない課題も、そもそも正解のない課題も多数出題されるでしょう。でもじっさい現場で遭遇するほとんどの課題はケースバイケースなんですよね。だからこそいま自分が対峙している「ケース」について考えることが重要で、同時にケースに応じて柔軟に対応できるだけの「引き出しの多さ」が求められているのです。それはきっとひとりで考えるよりも、みんなで学んだほうがはるかに効率的だと思いませんか?

いうなればこれは「バーチャルゼミ」です。オンライン“セミナー”ではなくオンライン“ワークショップ”と謳っているのも、受け身ではなくみなさん自身に参加していただくことを前提にしているからです。
ぼく自身もこの取り組みに真剣に時間を割いて注力できるよう、最初から有料でやることにしました(毎月1冊本を買って読む以上の価値を提供したいと考えての値付けです)。そうして真剣勝負を繰り返した結果として、独学でもできるスキルアップだけでなく、相対的、客観的にご自身のスキルを把握できるようになることを期待しています。

またマーケティングis.jpでは「“マーケティング”は、マーケターだけのものじゃない」というタグラインを掲げているように、業務としてマーケティングに携わっていない方々にもぜひ参加していただきたいです。

提供できる機会

このオンラインワークショップでは、受講生にさまざまな機会を提供します。

  • 自分の頭で考える機会
  • 自分の言葉で表現する機会
  • 他者から評価を受ける機会
  • 他者の意見に触れ多様性を実感できる機会

それは本を読んだり、座って聞くだけのセミナーでは得られないものです。
そしてぼくは頭を働かせ、手を動かさないかぎり、スキルは身につかないと思っています。
すべては実践力を高めるために設計していくつもりです。

オンラインワークショップの流れ

  1. 隔週で、課題のメール配信
    1
  2. 受講生にはフォームで回答してもらう(回答は必須ではありません)
    2
  3. 総評とピックアップした回答をメールで配信(すべての回答はウェブで閲覧可能)
    3

このほか、客観的な評価が得られるように受講生同士の相互採点システムもありますし、情報共有や疑問解決のためのクローズドな掲示板もご用意しています。

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向いている人

  • 20〜30代の社会人
  • 自分の頭で考える習慣をつけたい人
  • メディアの煽ったニュースを冷静に読み解きたい人
  • mixbeatに参加を検討したけど週末の時間の確保などで断念した人
  • 読書やセミナーでは成長を実感できない人
  • 人見知りで勉強会には参加しづらい人
  • 地方に住んでいて、なかなかセミナーや勉強会の機会に恵まれない人

価格

1,500円/月
*支払いはPayPal(クレジットカードが必要です)
*どうしても銀行振込等でお支払いを希望される場合はご相談ください

受講特典

  • 契約期間中に河野がパブー等で販売した電書はすべて無料で提供
  • 河野がセミナーする場合は無料招待枠の用意(数名程度、主催者の協力が得られた場合)
  • 河野がセミナーする場合はその資料と録音データの提供
  • その他、提供できそうなものはすべて

*受講生向けのセミナーは将来的に検討します

将来的な追加企画

人数が集まって運営に余裕ができたら順次やっていきたいと思ってます。

  • 受講生による相互採点システム(実装済み)
  • ウェブセミナー
  • オフラインセミナー
  • オフラインミーティング(食事会を開催)

よくある質問

読むだけじゃダメですか?

もちろんかまいません。回答は権利であって義務ではありませんから、できるだけみなさんに参加していただきたいと思っていますが、仕事が忙しいとかいろんな事情があると思いますので、できる範囲でけっこうです。

いつでもやめられますか?

はい、PayPalの定期購読はいつでもやめることができます。

団体割引、学生割引などはありますか?

申し訳ありませんが、各種割引制度はご用意しておりません。

その他、ご質問があればお気軽にお尋ねください。

免責

できるだけ長くつづけられるように努力しますが、受講生が10名以下になった時点で終了することもありえます。あらかじめご了承ください。

謝辞

今回のアイデアの種を提供してくれた、ハーバード白熱教室、Friday5、CNETパネルディスカッション、ケータイ大喜利、IPPONグランプリなど多くの素晴らしいコンテンツやサービスに感謝します。

お申し込み

【注】オンラインワークショップは2年間、全50回の開催をもって終了しました。ありがとうございました。

参考:これまでの課題

以下のような課題がこれまでに出題されました(いくつか抜粋)。

  • リンクトインの日本での成功可能性
  • ソーシャルメディアがもたらす消費傾向の変化
  • ソーシャルメディア利用時の匿名・実名論
  • 2011年の印象的なトピック
  • mixiの強みについて
  • ステマの線引きについて
  • 「ほぼ日」のすごいところとすごくないところ
  • 「mixiモール」の可能性について
  • 「楽天レシピ」と「NAVERまとめ」のちがい
  • ソーシャルCRMとはなにか
  • koboはうまくいくと思うか
  • 日本のソーシャルメディア人口
  • Yahoo!バザールの可能性
  • Passbookの可能性
  • 社長ツイッターの功罪
  • 新聞や雑誌の電子化
  • 企業におけるソーシャルメディア担当者の資質
  • EC市場の今後について
  • 今年のネット界隈での出来事
  • 従業員に対するソーシャルメディアでの活動制限