「プロダクトアウト」の版間の差分
出典: MarketingPedia (マーケティング用語集Wiki) , http://marketingpedia.jp/
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2010年9月3日 (金) 04:22時点における最新版
概要
企業が商品を開発する際に、消費者のニーズを無視し企業側の論理や思い入れなどを優先する考え方。とりあえず作ってしまって、それから売り方を考える手法とも言える。 英語ではProduct-out、Product-oriented。
提唱者等
不明。
解説
市場にモノがない時代は「作れば売れる」という需要過多の状況だったため、消費者のニーズを考える必要もなかった。また技術革新が進んだため、より高機能・高性能な商品を出すだけで新たな消費が生まれた。
マーケティングが「市場と対話する」ことであるならば、プロダクトアウトはいっさい対話することなく、可能な限り早く大量に商品を開発・生産・販売するやり方で、1960年代の高度経済成長時代はそれでもモノが売れた。
日本はその後も製品の出来が諸外国と比較しても良かったためにモノが売れてしまい、マーケットインの考え方はなかなか定着しなかった経緯もある。