リアルタイム・ウェブ

概要

リアルタイム・ウェブ（リアルタイムウェブ、real-time Web）とは、情報の更新がリアルタイムに反映され、その結果としてユーザー間の情報交換がリアルタイムになるという概念のこと。

代表的なサービスとして、ツイッターやFacebookがある。

提唱者等

不明。

解説

リアルタイム・ウェブを構成する要因としては環境の変化と新しいサービスの登場などが考えられる。

通信環境の変化

ISDN、ADSLなどの登場、ISP料金の定額制など、家庭内インターネット環境が常時接続化したことがまずひとつある。

さらにケータイのフルブラウザ搭載など、モバイルでの通信環境もここ数年で劇的に変化した。そのため屋外でも自由にネット接続が可能になったことがもうひとつ。

こうした情報の受発信における場所や時間の制約が取り払われたことで、リアルタイムな情報処理が可能になった。

リアルタイム性の強いサービスの登場

ツイッターのように簡単に投稿ができたり、またケータイでの情報閲覧も簡単にできるサービスが登場したことにより、ブログ以前のように「過去」の情報を共有することよりも、「現在（いま行なっていること）」や「未来（これから行なうこと）」の情報を共有する機会が増えた。

こうしたサービスの登場により、細切れではあるものの、即時性・同時性の強い情報がネット上で共有されるようになった。

その他

検索エンジンのインデクシング（検索結果への反映）が高速化したことも挙げられる。コンテンツ公開からGoogleの検索結果に表示されるまでのタイムラグは数年前までは数週間かかっていたものが、現在ではほぼ即座に反映されるようになっている。

関連マーケティング

• ソーシャルメディアマーケティング