アップセル
出典: MarketingPedia (マーケティング用語集Wiki) , http://marketingpedia.jp/
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概要
アップセルとは、ある商品の購入を考えている顧客に対し、当初決めていた価格帯の商品よりも上位の商品(あるいは利益率の高い商品)を勧める販売方法のこと。
提唱者等
不明。
解説
顧客単価の向上、LTV(顧客生涯価値)の向上を目指す販売アプローチ。
たとえばコーヒーチェーンに行き、注文をするときに「プラス50円でMサイズにもできますがいかがですか?」と店員に薦められることがあるがこれもアップセルの手法である。
また、リアル店舗の場合はメニューや販促物で単価の高い商品を中心に掲載をするケースがあり、単価の安い商品をわざと目立たないようメニューの隅に掲載している例も見受けられる。
課題としては、商品そのものに単価が上がったことに対する付加価値がないと、顧客への押し付け感が強くなり、かえって不信感を招くことになりかねない点で、納得性や満足感が重要である。「商品としての付加価値」と「顧客のニーズ」を連動させた戦略が求められる。
参考URL
参考書籍
- 図解実践マーケティング戦略 ISBN 9784820716501