確証バイアス

概要

確証バイアス(かくしょうバイアス)とは社会心理学における用語のひとつ。 個人の先入観に基づいて他者を観察してしまうことで、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強し、誤解が生じるという現象のこと。

解説

平たく言えば「人は自分が見たいものだけを見、信じたいものだけを信じる」ということ。

実際にはテレビを見ている人はいまだに大勢いるにも関わらず、自分の周辺だけの調査結果を元に「もうテレビは誰も見ていない」と発言したりするのを目にすることは多い。そのくらい人は簡単にこの確証バイアスによって間違った意見を主張している。

ポジショントークのように自覚的ではなく、無自覚であるため、意識して律することができないと対処が難しい。