差分

ロングテール

1,211 バイト追加, 2010年11月13日 (土) 00:33
編集の要約なし
しかしロングテールという言葉が普及するにつれ、元々の意味を拡張した解釈がなされており、必ずしもこれらの使い方が不正解とは言えないところである。
===ロングテールの問題点===
ロングテールはすべての商品が同じ販売条件のときに成り立つ。
つまり在庫型販売の場合は成立しにくい概念でもある。通常、小売店は店頭にある商品はすべて販売可能であるが、ECの場合はカタログは参照できても購入(注文)できない商品も多い。これは商品を自社の倉庫に在庫していない、あるいは問屋やメーカーが発注に応じない場合である。
 
メーカーは売れ筋を中心に増産するため、こうした商品は「テール」に多くなるのは当然である。そのため見かけ上よりも「ヘッド」と「テール」の差が現れにくく、ロングテールで語られるほどの変化が起こらないことも多い。
 
一方、これがiTunes Storeなどのデジタル商材を扱う場合は、ロングテールの想定どおりの結果になりやすい。これは商品に在庫の概念がなく、無限に生産・販売が可能であるためである。
 
このあたりの実際的な商品の販売可能数を把握することがロングテールを語る際には不可欠である。
==参考URL==