「ワントゥーワンマーケティング」の版間の差分

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2010年9月8日 (水) 11:10時点における最新版

概要

顧客ひとり一人の好みや価値観、状況のちがいを把握・認識し、それぞれのニーズに合わせたきめ細やかなアプローチを行うことで効果を最大化させるマーケティング。

提唱者等

ドン・ペパーズ(Don Peppers)氏とマーサ・ロジャーズ(Martha Rogers)氏が、その著書『The One to One Future』(1993年)で提唱。

解説

個々に異なる顧客ニーズに対して、ひとり一人にあわせたマーケティングを行い、顧客満足度や販売効率を大幅に引き上げることを狙ったもの。

従来のマスマーケティングが顧客をマス(集合体、群れ)として捉え、それをデモグラフィック属性や傾向などの共通項から絞り込んだ「集団」としてアプローチすることに対して、ワントゥーワンマーケティングは顧客を「個」として捉え、顧客起点の個別アプローチを行う。

その考え方やアクションはCRMに近い。

またマスマーケティングが新規顧客を獲得し「市場シェアの拡大」を主な狙いとするのに対し、ワントゥーワンマーケティングは既存顧客との継続的な関係維持を重視し「顧客シェアの拡大」を目的としたものである。

参考事例

参考書籍

  • ONE to ONEマーケティング―顧客リレーションシップ戦略 ISBN 978-4478501191

参考URL

関連項目

関連マーケティング

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