差分

AISAS

337 バイト追加, 2010年10月10日 (日) 11:35
解説
==解説==
消費者の購買行動プロセスとしては、それまではAIDMAが有名だった。AISASは、近年のインターネットが普及した時代における新しい行動を取り込んだモデルである。消費者の購買行動プロセスとしては、従来はAIDMAが有名だった。AISASは、近年のインターネットが普及した時代における新しい行動を取り込んだモデルである。
AISASが想定する購買行動プロセスは前述の5つである。AIDMAから、Desire(欲望)とMemory(記憶)がなくなり、3番目のプロセスとして「Search」が、Action(購買)後のプロセスとして「Share」が追加された。これは、AIDMAは消費者の心理・気持ちを説明するモデルであるのに対して、AISASは実際の行動を説明するモデルとも捉えられる。
AISASにおけるSearchは、製品やサービスに関心をもった消費者は、「購入前に、Googleなどの検索サービスで情報を調べてみる」というプロセスを示す。また、最後のShareは、ブログやSNS、クチコミサイトなどで、製品やサービスの感想などの情報を投稿(情報共有)するプロセスを示す。
また、AISASは、広告宣伝の視点で考えると「AttentionとInterestにてメディアミックスで宣伝広告を行い、検索サイトに誘導するクロスメディア広告モデル」と捉えることもできる。電通は、2006年3月の事業説明会の資料で、AISASに従い「あらゆるコンタクトポイントなお、すべての消費者の行動がAISASで説明できるわけではない。<br>例えば、おにぎりやサンドイッチ、ドリンクのように、購入が失敗であってもダメージが少ない製品やサービスは、購入前に検索したり、購入後に情報共有することは少ないと思われる。  また、広告宣伝の視点でAISASを考えると「AttentionとInterestにてメディアミックスで宣伝広告を行い、検索サイトに誘導するクロスメディア広告モデル」と捉えることもできる。電通は、2006年3月の事業説明会の資料で、AISASに従い「あらゆるコンタクトポイント(*)を統合したマーケティング・コミュニケーション」というコミュニケーション戦略を提案している(参考URL/スライド13より)。
(*)コンタクトポイント<br>
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