2009年2月に起こった、Google日本法人によるペイパーポスト(Pay Per Post)にまつわる騒動を整理するページです。
目次
経緯
「急上昇ワード」のプロモーションを目的として、サイバー・バズ社が提供する「CyberBuzz」というサービスを利用したが、このサービスはGoogleの判断ではペイパーポストであり、同社のガイドラインに抵触するため(Googleは有料リンクを否定している)このプロモーションを(USからの指示もあり)即刻停止した。 (Googleの最初のお詫び文が意味不明だったために混乱を招いたが、後に詳細な理由を説明した)
Google社が「CyberBuzzはペイパーポストである」と発表したことに、サイバー・バズ社は「ペイパーポストではない」と反論した。そのため「ペイパーポストとは何なのか」「何を持ってペイパーポストと判断されるのか」という議論が起こった。
さらにサイバー・バズ社が設立準備中の「WOMマーケティング協議会」の名前を持ちだしたために、同会の関係者が巻き込まれ、意見を求められる結果となった。
また今回のペナルティとしてGoogle.co.jpのページランクが9から5に引き下げられたことにより、ペイパーポストは「SEOに効果がある」と営業してきた他のペイパーポスト業者や、それを購入してきた広告主企業を巻き込み、ペイパーポストの是非論に発展した。 (ちなみにGoogleは2007年12月から有料リンクを排除することを目的に、nofollow属性をつけることを勧告している)
関連エントリー
以下に関連エントリーをまとめます。
一連の騒動まとめ
メディア
- グーグルの「ペナルティ規定」には より一層の説明責任が求められる:日経ビジネスオンライン
- グーグル日本のページランク低下の件を語るならこれくらい理解しておこうよ ~Web担/日経BP/MarkeZine連動コラム | Web担当者Forum
- ブログとTwitterで世界中に広まった「GoogleのPay Per Post問題」の今後:MarkeZine(マーケジン)
- 焦ったグーグルの禁じ手に、 ネット界から総スカン→即撤回|週刊ダイヤモンド ITBizNews|ダイヤモンド・オンライン
WOMマーケティング協議会(設立準備会)関係者
その他
ペイパーポストの定義について
WOMマーケティング協議会(設立準備会)関係者
その他
サイバー・バズ社の対応について
WOMマーケティング協議会(設立準備会)関係者
その他
- ブログマーケティングプログラムを実施する会社はrel="nofollow"をリンクに入れるよう推奨すると良いんじゃね - 煩悩是道場
- Cyberbuzzの案件で、埋め込むリンクにrel=”nofollow”を - 煩悩是道場