著書『そんなんじゃクチコミしないよ。』を出したときにいただいた批判でいちばん多かったのは「じゃあどうすればクチコミされるんだよ」というものでした。 どんなんだとクチコミするの? 企業もちがえば商品もちがう、さらには世の中の日々情勢も異なる中で、汎用的な法則などありません。 提供する商品やサービスの革新性、これまでに築いたブランド資産、そういったものがあるのかないのか、ただの有無ではなく競合と比較してどのくらいあるのか(ないのか)を相対的に見た上で、もっともふさわしい情報の届け方を設計すべきです。...
今回のテーマはこれ。 一瞬の花火もきれいなんだけど、毎年咲く花畑もきれいだよね。素人が花火上げるのは危険だから専門家に頼まなくちゃいけないけど、花畑ならぼくらでも作れる。地道にがんばりさえすれば。Mon Oct 11 03:45:51 via Echofon河野 武 / KOUNO Takeshismashmedia ご想像の通り、ここでの「花火」はテレビCMなどの広告であり、「花畑」はCRMや自社メディア運営などの企業自身が手がけるマーケティング活動を指しています。 花火を上げないと人は来ない...
マーケティングのひとつの定義として「需要のコントロール」があります。マーケティングについて、一般的には拡大方向にしか考えられてませんし、じっさい多くのマーケティング施策はいかに需要を増やし、売上を伸ばし、利益を生み出すかということにフォーカスしているわけですが、それとは逆に需要を抑制するために行なうマーケティングも存在します。 それを「デ・マーケティング」と言います。「デ(de)」は否定の接頭辞ですね。 デ・マーケティングとはなにか デ・マーケティングは1971年にフィリップ・コトラーが提唱した...
高度経済成長時代における「競合他社よりもいい製品」は、「高機能」を表わしていましたが、すでに世の中には高機能な商品が溢れ、消費者が機能に対しては十分満足しています。むしろ細かな機能差を理解できなくなっているのが現状でしょう。 具体的な例を挙げてみましょう。 あなたは空気清浄機のテレビCMでよく見る、シャープの「プラズマクラスター」とパナソニックの「ナノイー」ってどうちがうかわかりますか? どちらも空気中に微細なイオンを放出し、浮遊ウイルスを分解・除去することで除菌するらしいのですが、よくわからな...
「マーケティングミックス」とか「マーケティングの4P」とか、入門書には必ず出てくるわけですが、この考え方はいまでも通用するものの、位置づけが変わってきたのも事実です。 ちなみに「4P」とは、Product・Price・Place・Promotionの4つのことでマーケティング戦略を考える切り口を整理したものです。 現代マーケティングでは、マーケティングミックスにおける「P」について、ふたつの傾向があると思っています。 ひとつは「バランスが崩れた」こと、そしてもうひとつは「Pが増えた」ことです。 ...
商品が思ったように売れない、店を開いたけどお客さんが来ない、マーケティングが解決すべき課題は山のようにあるわけですが、まず最初にすべきは問題の特定です。 今回はそういう相談を受けた際に、ぼくがいつも最初に考えている手法を紹介します。 マーケティングのボトルネック分析手法「ACPUR」 基本的には「AIDMA」や「4P」といった観点で見直すのがいちばんです。モノが売れるにはさまざまな理由がありますが、モノが売れない理由はそれほど多くはないので、慎重に分析すれば必ず課題は見つかります。 消費者の購買...
厳しい世の中ですが、今の時代にモノやサービスが売れるには3つの条件があります。 それは「いちばん安い」か、「いちばん性能がいい」か、「いちばん愛されてる」かの3つです。このどれかしかないのです。つまり、最安・最高・最愛のどれかということです。 最高か最安が支持された時代 かつては最高のモノが売れました。より良い品質、さらなる高機能が差別化ポイントであった時代がたしかにありました。そして近年は価格(最安)です。マーケティングの4Pというのはすでに(ECの普及などの影響もあり)バランスが崩れていて、...
今日のテーマはこちら。 (マーケティングに限った話じゃないけど)マーケティングには守るべきものとして、リーガル・モラル・プライドの3段階がある。リーガルは必ずだけど、それ以外はその人(会社)次第。ペイパーポストとかを論じるときはこれが頭にないと話にならない。Tue Oct 06 08:39:57 via Seesmic河野 武 / KOUNO Takeshismashmedia とくにペイパーポストの議論がかみ合ってないときに感じるのですが、その是非を問う際には、何を基準に話しているのかを明確に...
今回のネタはこれ。 エコ消費の話。エコロジーだけでは人は買わない。エコノミーだから買う。人は損したくない生き物であり、同時に人はちょっといいことをしたい生き物。だからイニシャルはともかく、ランニングコストが安くなる提案じゃないと乗らない。エコロジーはイニシャルが高いことを納得させる自分への方便。Mon Aug 10 05:44:48 via web河野 武 / KOUNO Takeshismashmedia 本当に地球環境のことを考えているのか 人間の消費に対するスタンスはそう大きく変わったりし...
何かを書くときは、ツイッターでつぶやける程度の文字数で要約できないとダメだなと思って、書きたいテーマを140文字以内でまとめてから書き始めるようにしようかなと。 今回はこれ。 頭のブランディングは認知、心のブランディングは支持。そして心のブランディングは消費を伴わないと築けない。Wed Jul 22 07:05:35 via web河野 武 / KOUNO Takeshismashmedia ブランドの定義 そもそもブランドというのは、自分の家畜をよその家畜と区別するために焼き印を押したという話...