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平均と分布

※この記事は2007/5/20に書きましたが、今でも意味があると思うので転載します。

例えば10人のアンケートで5点満点で平均が3点だったとします。
これは何を意味していると思いますか?

この結果が示しているのは、全員の合計ポイントが30点だったということだけです。
そしてこの平均では見えないものが分布なのです。

例えばユーザーアンケートなどで、評価値を集計することはよくあると思います。このときに平均しか見てないとしたら、それは情報としてはほとんど無意味です。

以下のグラフを見てみてください。これらはすべて「平均値が3」になる結果です。




これらすべてが「平均値が3」という結果しか示していないのです。もちろん全員が3点であることもあり得ます。
極端に評価が分かれているのか、それとも平均値付近に評価が集まっているのか、それは分布を見なければわかりません。

大絶賛と大不評ならそれは個性があっても強みとして活かせばいいですし、平均値付近ならおそらくそれが全体の評価なのだと思います。

データの分析はマーケティングで重要な作業ですが、正しく数字を読み解くには平均と分布の違いをきちんと認識してください。

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